2012年10月下旬
以前にオオウラギンスジヒョウモンの産卵を撮影した場所へ行きました。
そのときは母蝶を追いかけて、卵を発見できなかったので、産卵よりも卵をしっかり探すのが目的です。
到着すると、アザミで複数が吸蜜していました。後翅が大きく破損しています。
オオウラギンスジヒョウモン(雌・吸蜜)
こちらは全体的に翅の外側が破損して種類も分かりにくくなっています。
オオウラギンスジヒョウモン(雌・吸蜜)
綺麗な個体を掲載しているクモガタヒョウモンですが、比べると痛みが目立ちます。
しばらくすると、吸蜜タイムは終わったようですが、産卵する気配はありません。
飛ぶ個体も見かけなくなったころ、産卵場所を探している雌を発見です。
茂みの中で腹端を曲げていますが、時間が短いので場所を探しているだけのようです。
追いかけて撮影していると、ここなら卵も確保できると思う場所で産卵体勢です。
オオウラギンスジヒョウモン(産卵行動)
しかし、時間は短めで、次は飛び立ったところが写っていました。
オオウラギンスジヒョウモン(飛翔)
拡大しても卵は写っていないようです。
近くの茂ったところで、少し長めに産卵体勢です。おそらく、ここで産んだのでしょう。
オオウラギンスジヒョウモン(産卵)
こういう場所では卵を探すのも難しいですが、先に見つけやすい方を確認したので、場所の特定も難しくなってしまいました。
その後も産卵しそうな雌が降りてきましたが、追いかけられない場所だったり、見失ったりでした。
産卵行動も時間があるのか、しばらくすると姿を現さなくなり、予定もあるので撤収しました。