2013年5月中旬
秩父方面を回ってきました。
最初にウラクロシジミの蛹を探しましたが、今年も見つかりませんでした。
ヘムレンさんがミヤマカラスアゲハが結構来ると教えてくれた場所へ行きます。
ツツジは良い状態だと思うのですが、曇っていて風も少しあるので蝶が飛ぶ気配はありません。
予報では少し雲が多いものの午前中から晴れだったのですが、仕方なく例年の場所へ移動です。
こちらもツツジはベストの状態ですが、まだ雲が多く活動しているのはヤマトシジミとベニシジミだけです。
求愛しているベニシジミを追いかけていると、雌がツツジの花に逃げ込みました。
花のシベがガードしているようです。
ベニシジミ(静止)
吸蜜しないかと待っていると、開翅しました。
めざとく雄が見付けますが、下から回り込もうとします。
ベニシジミ(求愛)
雌はすぐに飛び去ってしまいました。(^^;
昼過ぎにやっと陽射しが感じられるようになり、たまにカラスアゲハが飛ぶようになりますが、花には止まりません。
他の場所なども見てみますが、条件が悪いのか、発生が少ないのか分かりません。
クモガタヒョウモンは何度か観察できましたが、これも撮影できません。
時間的に群馬まで移動するのは難しいので、秩父のスミナガシのポイントへ行きます。
アオバセセリは例年よりも多く飛んでいましたが、飛翔はなかなかうまく撮れません。
2年前にスミナガシが止まったツツジに黒系アゲハが飛んできました。
慌てて撮影するとミヤマカラスアゲハでした。
ミヤマカラスアゲハ(吸蜜)
翅表はこれが精一杯でした。
ミヤマカラスアゲハ(吸蜜)
何度か飛んできましたが、吸蜜はこのときだけでした。
肝心のスミナガシの方はいつもの場所にアオスジアゲハがテリトリーを張っているせいか、更に奥の空間へ追いやられたようです。
スミナガシかどうか確認もできない距離なので、今年はこの場所での撮影は無理そうです。
最初の場所へ戻って、何とかクモガタヒョウモンが撮影できました。
撮影しやすい蝶ではないですが、これだけ苦労したのは久しぶりです。
クモガタヒョウモン(吸蜜)
別の日ですが、「
愛野緑の撮影記録」の愛野緑さんがヒオドシチョウの幼虫が終齢になっているというので探してみました。
少し探すと見つかりました。前回は蛾の幼虫だったようですが、今回は大丈夫だと思います。
ヒオドシチョウ(幼虫)
横からも撮影しました。
ヒオドシチョウ(幼虫)
下に降りている幼虫もいたので、そろそろ蛹化のようです。
若齢はなかり前に撮影していましたが、終齢の撮影は苦戦しました。
愛野緑さん、ありがとうございました。