2013年8月下旬
埼玉の渓流地帯から秩父方面を回ってきました。
春によく行く渓流地帯では黒系アゲハを期待しました。
何カ所かアゲハ類が好むクサギが咲いていて、綺麗なモンキアゲハを撮影できました。
モンキアゲハ(吸蜜)
クサギは高い位置に花が咲くことが多いのですが、わりと低い位置で撮影できました。
モンキアゲハ(吸蜜)
しかし、他はボロのオナガアゲハを見た程度で数は少ないようです。
カラタチを探すと幼虫が2匹見つかりました。
そのうちの1つは調べるとオナガアゲハのようです。
初撮影なのでラッキーですが、間違っていたら指摘お願いします。
オナガアゲハ(幼虫)
春にミヤマカラスアゲハが多い場所へ移動しました。
良さそうな花は咲いているのですが、黒系アゲハの姿は皆無です。(笑)
イチモンジセセリ(吸蜜)
午後の狙いはアオバセセリ、スミナガシの産卵です。
産卵を狙えそうなアワブキは何カ所か知っていますが、そうそう来ない蝶をじっと待つのは大変です。
tef_teffさんに教えてもらった場所は車の中で待つことができるので、暑い時期でもラジオを聞きながら涼しい車内で待つことができます。(^^;
卵を探しましたが見つかりません。時期が合ってないかと少し別の場所を探索して戻ってきました。
しばらく待つとアオバセセリが飛んで来ました。
明らかに産卵場所を探しています。
何度か産卵していたと思うのですが、うまく撮影できません。
やっと撮影できた1枚です。
アオバセセリ(産卵)
高い位置で、卵は確認できていません。若い葉にあるのは卵かもしれません。
アオバセセリは下に写っているような若い葉に産卵するのですが、うまく体勢が取れずに近くで産卵した可能性はあります。
このときも枝に止まって産卵体勢のシーンもありました。
探していない高い位置の葉を探すと複数の卵が見つかりました。
アオバセセリ(卵)
曇って暗い条件なので、撮影は難しかったです。倍率は別として以前にコンデジで撮影した写真と大差ありません。
狭山丘陵では低い位置の葉に産卵していたので、高い位置は探していませんでしたが、高い位置に良い葉があると優先して産卵するのかもしれません。
スミナガシは卵も幼虫も成虫も見れませんでした。
時期的にはだいぶ前に成虫が発生しているはずですが、狭山丘陵でも幼虫が多いのは9月中旬です。
もう少し遅い時期の産卵なのでしょうか。