2013年9月中旬
恒例のヒガンバナに来るアゲハの撮影に行きました。
仕事の都合で先週に続いて平日の撮影です。
ヒガンバナは咲いていない花も多いですが、まずまず良さそうな状況です。
最初に撮影したのはカラスアゲハの雌です。
カラスアゲハ(雌・吸蜜)
右の前翅が欠けていますが、あまり目立たない感じで撮影できました。
よく見るとスレも目立ちますが、全体的には結構綺麗な印象です。
今まではヒガンバナの時期はもっと擦れた個体が多かったので、猛暑の影響で発生がずれているのかもしれません。
カラスアゲハの雄はもっと擦れていますが、輝きは綺麗です。
カラスアゲハ(雄・吸蜜)
そのせいか、本命のナガサキアゲハ、モンキアゲハがほとんど飛んで来ません。
昨年もナガサキアゲハは少なかったので、ちょっと心配な状況です。
モンキアゲハは綺麗な個体が一度飛んで来ましたが、カラスアゲハの雄に追い払われて撮影できませんでした。
ナガサキアゲハは雄が飛んでいるのは数回見ましたが、雌は一度も観察できません。
雄も撮影できたのは一度だけです。
ナガサキアゲハ(雄・吸蜜)
新鮮な個体ではないので、雌も発生していて良さそうなのですが、やはり数が少ないのかもしれません。
アゲハは数も多く、新鮮な個体を狙って撮影しました。
アゲハ(吸蜜)
広角で撮影した飛翔はヒガンバナの後ろにミカン畑が広がり、青空背景で良い感じです。
アゲハ(飛翔)
ナガサキアゲハ、モンキアゲハは産卵も撮影したいのですが、数が少ないので早めに移動しました。
適当に良さそうな場所を探しましたが、アゲハ以外は飛んでいません。
新規ポイントの開拓も発生が少ないと難しいですね。