2013年10月下旬
オオウラギンスジヒョウモンの産卵ポイントへ行ってきました。
予報に反して雲が多いですが、ポイントへ着く頃から晴れる時間帯も多くなってきました。
この時期のヒョウモン類は陽射しがないとほとんど活動しないようなので、天気が重要なのを特に今年は感じています。
周辺を探すと2個体は確認できました。
アザミの花ではツマグロヒョウモン、キチョウ、イチモンジセセリ、キタテハなどに混じって吸蜜しています。
オオウラギンスジヒョウモン(吸蜜)
このときは見失いましたが、しばらく待つと産卵場所を探していました。
オオウラギンスジヒョウモン(産卵行動)
このときは産卵場所を探している途中で、少し右側の込み入った場所で産卵した様子です。
すぐ近くに止まって休んでいたので、目印を置いて母蝶を観察します。
飛び立つと、今度は探しやすそうな場所です。
オオウラギンスジヒョウモン(産卵)
写真はピンボケで角度も悪いのですが、腰くらいの高さの小枝に付いた枯葉なので、実際に産んでいることを祈ります。
探すと、鮮やかな黄色い卵が見つかりました。
オオウラギンスジヒョウモン(卵)
産卵行動は何度も観察しているのですが、やっと撮影できました。
クモガタヒョウモンに比べると筋の数が少ないようです。
上からも撮影しました。
オオウラギンスジヒョウモン(卵)
最初の場所は時間をかけませんでしたが、探しにくい場所なのでやはり難しいです。
この場所は条件が良ければ高い確率で産卵が観察できますが、他のヒョウモン類はほとんど見れないので、今後は来る機会が減るかもしれません。
今年は難しいでしょうが、ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモン、ウラギンヒョウモンなどが残っているので、今後の課題です。