2014年4月下旬
午前中だけ近くのミヤマチャバネセセリを見に行きました。
3カ所でテリトリーを張っていました。発生数は例年通りのようです。
ミヤマチャバネセセリ(静止)
広角で撮影すると、こんな環境です。
ミヤマチャバネセセリ(静止)
やはり独特の翅裏を撮らないといけません。
ミヤマチャバネセセリ(静止)
ここはギンイチモンジセセリも生息していますが、年によって発生数がかなり違います。
今年はまずまず多いようです。
朝から気温が高い日で、着いた頃には活発に飛び回っていました。
早い時間の方が撮影しやすいのですが、少し飛翔を狙いました。
ギンイチモンジセセリ(飛翔)
ミヤマチャバネセセリの飛翔も狙ってみます。
高速で飛びますが、止まる直前がチャンスです。
しかし、なかなか同じ位置には戻ってきません。
観察していると、ギンイチモンジセセリなどと絡んだときは同じような位置に戻ってきます。
そこを狙うと、何とか1枚ピントもまずまずでした。
ミヤマチャバネセセリ(飛翔)
ギンイチモンジセセリと絡んだところは両方とも証拠写真です。
ミヤマチャバネセセリ、ギンイチモンジセセリ(飛翔)
面白いのはテリトリーを張っている位置よりも低く飛ぶ個体には関心を示さないのに、高い位置だと少し離れていてもスクランブルをかけることでした。
待っての撮影なので、ギンイチモンジセセリが向かってくる飛翔が撮れることもあります。
ギンイチモンジセセリ(飛翔)
そろそろ引き上げようかというところで、ギンイチモンジセセリの雌が見つかりました。
ギンイチモンジセセリ(静止)
3回ほど産卵行動を観察できましたが、撮影はできませんでした。
この場所は葦原などで追いかけられないケースが多いので、すぐに見失ってしまいます。
それでも卵は何とか確保できました。初撮影です。
ギンイチモンジセセリ(卵)