2014年5月中旬
スギタニルリシジミの卵や産卵を撮影したトチノキで幼虫を探しました。
そこそこの数の卵があったので、簡単に見つかるかと思っていましたが、花の中で探すのは以外と難しいです。
少し探すとやっと見つかりました。
撮影しやすい位置に誘導するのも苦労しました。(笑)
スギタニルリシジミ(幼虫)
その後で群馬の山へ行きました。
期待したミヤマカラスアゲハの雌が撮影できなかったので、表題のタイトルになりました。(^^;
ポイントにはダンダラさん夫妻が来ていました。
この場所は3度目ですが、今までで一番黒系アゲハが少ない印象です。
アゲハは多く、産卵や求愛も観察できましたが撮影はできません。
飛翔は良い感じで撮影できました。
アゲハ(飛翔)
ここでは山を背景にツツジの上を飛ぶところや吸蜜を広角で撮影するのが狙いです。
蝶は小さいですが、アオスジアゲハの飛翔は背景が一番良い感じで撮れました。
アオスジアゲハ(飛翔)
カラスアゲハは方向が違うので背景に山がありません。
カラスアゲハ(飛翔)
モンキアゲハは逆光気味ですが、長めに吸蜜してくれました。
飛翔モードのまま撮影しました。
モンキアゲハ(吸蜜)
ツツジで吸蜜するダイミョウセセリがいたので撮影しました。
うっすらですが、ツツジのピンクが透けています。
ダイミョウセセリ(吸蜜)
結構綺麗なミヤマセセリも観察できたので、両種が同時に観察できるのも標高が高い場所ならではでしょうか。
このときに少し離れたヤマツツジでダンダラさんがミヤマカラスアゲハの吸蜜を撮影していました。
少し観察すると、この花の方が吸蜜に来ることが多いようです。
待っているとカラスアゲハの雌が吸蜜に来ました。
日陰なので翅が輝かないのが残念です。
カラスアゲハ(吸蜜)
ミヤマカラスアゲハは裏面しか撮れませんでした。
ミヤマカラスアゲハ(吸蜜)
ここはスミナガシも撮影しやすいはずですが、3時くらいまでテリトリー行動は観察できませんでした。
代わりにツツジの止まったタテハチョウはアカボシゴマダラの春型でした。
アカボシゴマダラ(静止)
スミナガシは秩父で撮影しているので、それ以上は粘らずに帰りました。