2014年7月上旬
奥多摩方面に行きました。
実は数日前にも行ったのですが、メスアカミドリシジミは見れずに、少し面白い写真は撮れたものの掲載する気になませんでした。
早い時間帯はフジミドリシジミやアイノミドリシジミを探しましたが成果なしです。
メスアカミドリシジミのポイントへ着くと「
ヘムレン の Nature Photo」のヘムレンさんが来ていました。
今年は遅かったようですが、やっと発生したようで一安心です。
しばらくすると「
蝶の観察記録その2」の霧島緑さんも来て、3人で撮影会となりました。
輝いていない部分もありますが、こういう感じも新鮮な個体だと綺麗です。
メスアカミドリシジミ(静止)
翅を開くことが多いのですが、何とか半開翅で翅裏も撮影しました。
メスアカミドリシジミ(静止)
こちらは一番全体が輝いています。
色はもう少し緑色が濃く見えるのですが、写真では青に近く写ってしまいます。
メスアカミドリシジミ(静止)
同じような写真を量産しましたが、これが最も緑色に写りました。
メスアカミドリシジミ(静止)
ここは数は多くないですが、2メートルくらいの距離に止まることもあるので撮影には最適なポイントです。
一脚+インターバル撮影で上から撮影しました。
蝶にピントが合うと下の渓流が暗くなって沢の流れがあまり分からないのが残念です。
メスアカミドリシジミ(静止)
最近はスマホで制御できるカメラも増えてきて、撮影に導入している人もいるようなので、すでに古典的な撮影方法かもしれません。(笑)
ここではミスジチョウの産卵も撮影できました。
ミスジチョウ(産卵)
このカエデの仲間は調べるとホソエカエデかウリハカエデのようです。
昨年から、ここで産卵するかと期待していたので嬉しかったです。
産卵は遠くから撮影したことがあったのですが、卵は初撮影です。
見直すと飛び立ったあとの写真にも卵が確認できましたが接写したものを掲載します。
ミスジチョウ(卵)
これで幼生期のフルステージが揃いました。
ウラクロシジミのポイントへ移動します。少し時期は遅いはずですが、マンサクに卵が見つかりません。
雄の飛翔も少ないようで、今年は不作かもしれません。
霧島緑さんとヘムレンさんが、ウラキンシジミを見つけてくれました。
最初は少し高い位置で半開翅です。
ウラキンシジミ(静止)
次の個体は少し擦れているようです。
ウラキンシジミ(静止)
色的には雌と雄かと思われますが、いかがでしょうか?
霧島緑さん、ヘムレンさんにはお世話になりました。