2014年7月下旬
浅間山系の高山蝶を見に行きました。
昼頃まで曇りの予報でしたが、着いたときは晴れていました。
少しゼフを探そうかとも思っていたのですが、山頂を目指します。
ところが、登って行くと雲が多くなってきました。
たまに薄日が射しても気温が低いので飛ばないようです。
そんな中でクジャクチョウがミネウスユキソウで吸蜜していました。
クジャクチョウ(吸蜜)
1時間ほど待つとようやく天気が回復してきました。
その頃に「
蝶の観察記録その2」の霧島緑さんが到着です。
2人で探索します。そこそこの写真は撮れましたが、今年は個体数が少ない印象で撮影チャンスに恵まれません。
霧島緑さんが以前に2組の交尾を観察したポイントを案内してくれました。
クロマメノキが多く良い環境です。
ここは吸蜜植物が少ないのですが、シャクナゲで吸蜜するそうです。
4回くらい観察できましたが、撮影できたのは雄が1度だけです。
ミヤマモンキチョウ(吸蜜)
もう少し良い角度で撮影したいのですが、横からだと頭が見えなくなってしまうので難しいです。
早めに降りるつもりだったので昼食を持ってきていませんでした。(笑)
ガス欠になりそうなのでミヤマシロチョウのポイントへ向かいました。
ポイントに行くまではあまり見かけなかったのですが、かなりの個体数が観察できました。
やはりウツボグサが人気です。
ミヤマシロチョウ(吸蜜)
雌も発生しているようで、右の翅が透けたように見えるのが特徴です。
ミヤマシロチョウ(吸蜜)
シモツケでの吸蜜は初めて撮影しました。
ミヤマシロチョウ(吸蜜)
アザミにも3個体が集まっています。
ミヤマシロチョウ(吸蜜)
更に降りる途中でやっとミヤマモンキチョウの雌をじっくり撮影できました。
ミヤマシロチョウ(吸蜜)
ハナチダケサシでの吸蜜も初めてですが、個体数が多い場所には咲いていないからでしょう。
少し離れた位置でハクサンフウロでも撮影できました。別個体かもしれません。
ミヤマシロチョウ(吸蜜)
ミヤマモンキチョウは諦め気分でしたので、綺麗な雌の吸蜜を逆光と順光で撮影できたのは幸運でした。やはり山へ行く場合は行動食くらいは持っていかないといけませんね。
霧島緑さんにはお世話になりました。