2014年8月上旬
最初に群馬の高原へ行きました。
アカセセリが多い場所を見てみると、黄色が鮮やかな個体がいました。
アカセセリ(吸蜜)
アカセセリを初めて撮影したのがこの高原ですが、初めて撮影した個体も黄色いアカセセリでした。
そのときに現地で合流した、たにつちさんから新鮮な雄は黄色いと教えていただきました。
その後は黄色が強く出ている個体とは出会えていませんでしたが、今回は10年ぶりの撮影ということになります。(^^;
ホシチャバネセセリのポイントへ移動します。
こちらは広い草原の中でも見れる場所は限られて数も多くありません。
擦れた個体を何とか撮影できました。
ホシチャバネセセリ(静止)
他にはヘリグロチャバネセセリもいましたが、こちらも擦れていました。
昼頃に浅間山系の方へ移動しました。
キベリタテハはまだ数は多くないようで良い写真は撮れませんでした。
キベリタテハ(吸水)
ここではコヒョウモンモドキの産卵を期待しましたが、産卵行動も卵も見つかりませんでした。
卵塊で産卵するので、よほどタイミングが良くないと産卵の撮影は難しいと思いますが、卵は見つけやすいはずなので少し早かったのかもしれません。
この場所では新鮮で黄色味の強いサカハチチョウの夏型がいました。
サカハチチョウ(吸蜜)
夏型の白い部分は真っ白な個体から、これくらい黄色い個体まで見ることができます。
ここ数年観察しているムモンアカシジミのポイントが昨年は発生が少なかったこともあるので、自分で見つけた場所へ行ってみました。
ところが上側の一番大きなクヌギ周辺が伐採されていました。
下側は変わっていませんが、個体数は少なく撮影チャンスも限られました。
ムモンアカシジミ(静止)
思い入れも強い場所なので、また数を増やしてほしいものです。