2014年8月下旬
ゴマシジミの卵に再挑戦で富士山麓を再訪です。
前回の記事に書いたように、ゴマシジミは花穂の奥の方に産卵するようなので、今度こそ見つけようと再挑戦です。
着いた頃は晴れていて、富士山も見えていたので富士山背景を狙いますが、飛び出しても全く止まってくれません。
少しすると曇ってしまい、富士山も雲がかかってしまいました。
草も被っていますが、少しだけ富士山が見えるでしょうか。(^^;
ゴマシジミ(吸蜜)
この個体はかなり綺麗でしたが曇りのせいか、お休みモードで翅も開いてくれません。
ゴマシジミ(静止)
別の個体を探すと少し擦れていますが産卵行動の雌が見つかりました。
期待した柔らかい花穂に産卵してくれました。
ゴマシジミ(産卵)
やはり、そのままでは卵は全く見えません。
かなり時間かかりましたが、花穂を広げていくと見つかりました。
大きく広げさせてもらって念願の卵を初撮影です。
ゴマシジミ(卵)
検索すると稀に花穂の表面に産卵する例もあるようなので、そういう場合でないと上からの撮影は難しそうです。
この日はヒメシロチョウの吸蜜が何度か観察できました。
ヒメシロチョウ(吸蜜)
ここで嬉しかったのはカワラナデシコで吸蜜するミヤマチャバネセセリでした。
この場所では見るのも初めてだと思います。
ミヤマチャバネセセリ(吸蜜)
以前に山梨のシルビアシジミのポイントでも同じ組み合せで撮影していますが、今回の方が綺麗に写せました。
ヤマキチョウのポイントへ移動しましたが、やはり晴れていないと活動しないようです。
粘れば見れたかもしれませんが、撮影したいシーンは難しいと判断して早めに帰路につきました。