2014年9月下旬
秩父方面へ行きました。
昨年クモガタヒョウモンの産卵を撮影しましたが、証拠写真程度なのでもう少し良い写真を撮りたいところです。
途中でキバナコスモスで吸蜜するツマグロヒョウモンの雌を撮影しました。
家の近くでも撮影できる組み合せですが、やはり綺麗です。
ツマグロヒョウモン(吸蜜)
予報に反して雲が多く、クモガタヒョウモンは花壇のマツムシソウの吸蜜を観察しただけでした。
クモガタヒョウモン(吸蜜)
ここの産卵ポイントは昼頃までなので、午後からはウラギンヒョウモンの産卵を狙います。
個体が多い場所を「
秩父の蝶」のtef_teffさんに教わっていたので、そこへ行くと2匹の雌が確認できました。
最初に追いかけた個体です。
ウラギンヒョウモン(静止)
曇っているせいか、ほとんど動きません。
かなり待ってから翅を小刻みに震わせると高い木の上に飛んでしまいました。(^^;
次に追いかけた個体も少し待つと翅を震わせたので心配しましたが、産卵モードになったようです。
何カ所かで産卵行動を観察できました。
ウラギンヒョウモン(産卵)
このときが時間をかけていたので、撮影した後に近寄って産卵場所をしっかり確認しました。
ウラギンヒョウモン(産卵)
飛び立ってから卵を探すと、かなり深い空間でした。
茎などを探しても見つからず、奥にあった小さい葉の裏に卵が見つかりました。
ところが、よく確認するとヒョウモン類の卵に見えません。
このような場所で産卵することが多いようなので、卵を見つけるのはかなり難しいですね。
移動してアワブキの幼虫を確認してみました。
スミナガシは2齢くらいの幼虫も結構観察できました。
かなり遅い時期まで産卵は続いているようです。
久々に終齢を見つけたので撮影しました。
スミナガシ(幼虫)
この日の目的の1つはtef_teffさんにTG-3での卵撮影を教えてもらうことでした。
家にお邪魔して自作のLED照明を見せていただきました。
貴重なジャノメチョウの卵で自作の照明とリングガイドで撮り比べさせていただきました。
ジャノメチョウ(卵)
特にリングガイドの方は露出補正し過ぎて暗くなっています。
LEDの方が明るいのでピントが合いやすいようです。
照明が映り込むのは両方見られますが、リングガイドは目立ちません。
家に戻ると以前に購入したリング照明が使えるかもしれないことが分かったので、近いうちに試してみたいと思います。
tef_teffさんにはいろいろお世話になりました。ありがとうございます。