2014年10月上旬
先週の秩父で多数のスミナガシの幼虫が確認できたので、狭山で観察できなかった「
みき♂の虫撮り友人帖」のみき♂さんに声をかけました。
先週と同じコースで、午前中はクモガタヒョウモンの産卵狙いです。
ヒヨドリバナはまだあまり咲いていないのですが、クモガタヒョウモンは花に来ていました。
クモガタヒョウモン(吸蜜)
クモガタヒョウモンの卵は昨年tef_teffさんが見つけたのを撮影させてもらっています。
産卵も証拠写真は撮影しているのですが、もう少し良い写真を撮るのが目的です。
吸蜜していた個体が下に止まりました。
クモガタヒョウモン(静止)
左翅が少し破損しただけの綺麗な雌です。
この日はこの雌だけでしたが、何度か産卵を観察できました。
大部分は茂みの中で証拠写真でしたが、良い位置でも撮影できました。
クモガタヒョウモン(産卵)
このときではないですが、何度か観察した中で卵も確認できました。
クモガタヒョウモン(卵)
午後はウラギンヒョウモンのポイントです。
晴れていたので、前週よりも多くの個体が確認できました。
2人での観察なので、交互に卵を探そうかという目論みでしたが、あまり連続で産卵しない状況だったので別個体を追跡しました。
ここでは、みき♂さんが卵を見つけてくれました。
同じ個体と思われる産卵シーンです。
ウラギンヒョウモン(産卵)
卵は初撮影です。ちょっと曲がって付いていました。
ウラギンヒョウモン(卵)
ウラギンヒョウモンの場合は腹端が見えるような産卵シーンはかなりの幸運に恵まれないと難しいでしょう。
クモガタヒョウモンの方が少し可能性が高いですが、個人的には今回の写真で十分かと思っているので、秩父でのヒョウモン類の産卵、卵の撮影は卒業でもいいかと思っています。
みき♂さんには他の撮影も含めてお世話になりました。ありがとうございます。