2014年11月上旬
毎年のように行っている湘南のムラサキツバメを見に行きました。
その前に今年発生しているクロマダラソテツシジミを探してみました。
前回のような大発生ではないようで、食痕もほとんど見つかりません。
良さそうな新芽もほとんどないのですが、一カ所だけありました。
そこを探すと複数の卵が付いていました。
クロマダラソテツシジミ(卵)
小さい卵なので、TG-3でリングライトを使って撮影した中では一番苦戦しました。
正面に近い角度で撮影したものは何度も撮影しても良い写真は撮れませんでした。
ムラサキツバメは昨年よりも多くなく、観察できたのは2個体だけでした。
ムラサキツバメ(静止)
吸汁しているかと思いましたが、ストローは確認できません。
こちらは良い位置に止まりましたが翅を開かずに飛び去りました。
逆光で縁毛が綺麗に写りました。
ムラサキツバメ(静止)
開翅は難しそうなので早めに諦めました。(^^;
他の蝶ではウラナミシジミが多く見られました。
綺麗な個体を選んで撮影しましたが、雌雄ともに鮮度は今ひとつです。
ウラナミシジミ(静止)
雄はカタバミでの吸蜜です。
ウラナミシジミ(吸蜜)
ヤマトシジミもかなり青い雌が見れました。
ヤマトシジミ(吸蜜)
例年はアサギマダラも複数観察できるのですが、今回は見ることができませんでした。
戻る途中の花壇ではアゲハを撮影しました。
アゲハ(吸蜜)
綺麗ですが、後翅は少し破損しています。
午後から離れた場所のソテツを確認しに行きました。
成虫は見れませんでしたが、幼虫は少し見つかりました。
クロマダラソテツシジミ(幼虫)
下に写っているのは孵化した卵ですが、いくつか確認しているのでこの幼虫の卵かは分かりません。
クロマダラソテツシジミはこれまでの発生では今頃はかなりの個体数が見れましたが、今年はあまり期待できそうもないようです。