2015年5月下旬
クモガタヒョウモンの撮影の前は早い時間にウラゴマダラシジミの開翅を狙ってみました。
maximiechanさんが撮影したというピンポイントの場所では狭い範囲に雄3、雌1が低い位置に止まっていました。
最初に開いたのは少し擦れた雄です。
ウラゴマダラシジミ(静止)
翅裏に比べると翅表はまずまず綺麗です。
それでも新鮮な雄の開翅を来年は狙ってみたいところです。
雌の方は綺麗な個体でしたが、少し角度が難しかったです。
ウラゴマダラシジミ(静止)
同じ場所に午後に戻ってきました。
クモガタヒョウモンの勢いで交尾を期待しましたが、そううまくはいきません。
まだ可能性はあると思いますが、産卵行動の雌も増えてきたので今年は難しそうです。
目の前で雄が急に降りてくると、下草に止まっていた雌に求愛しました。
絡んで上に飛んで雌だけが降りてきました。
新鮮な雌ですが、交尾済みなのでしょう。
少し待つと産卵を始めました。
ウラゴマダラシジミ(産卵)
肝心の腹部が見えませんが、複数の卵を産んでいるようです。
飛び立ってから確認すると4卵塊でした。
ウラゴマダラシジミ(卵)
ここではゴマダラチョウも産卵していましたが、卵は確認できていません。
ゴマダラチョウ(産卵)
翌日はアカシジミを撮影した雑木林へ行きました。
栗の花でhimeooさんと、もう1人の方が撮影していました。
ウラナミアカシジミは尾状突起が他の写真にも写っていないので欠けているかもしれません。
ウラナミアカシジミ(吸蜜)
ミズイロオナガシジミも吸蜜していましたが、位置が悪いのでうまく撮影できません。
奥の方のポイントを見てから戻ると他の撮影者もいなかったので枝を引っ張って撮影しました。
ミズイロオナガシジミ(吸蜜)
少し離れた場所で新鮮なウラナミアカシジミも撮影できました。
ウラナミアカシジミ(静止)
目的の2種が撮影できたので、早めに切り上げてミドリシジミのポイントへ寄ってみましたが、こちらは未発生のようでした。