2015年6月上旬
今までよりも発生の早いポイントを「
秩父の蝶」のtef_teffさんに教えていただきました。
いつもありがとうございます。
今年の発生が早いのは確かですが、どれくらいなのかは初めてのポイントなので不明です。
個体数は多くはないそうですが、近くを飛ぶそうなので楽しみな場所です。
活発に飛ぶ前が止まる個体を撮影するチャンスですが、一度も機会がないケースもあります。
今回は良い場所ではないですが確認できました。
ウラクロシジミ(静止)
この日は風が強いので飛翔の撮影には適していたかもしれません。
ホバリングに近い状態になることがあるので何とか撮影できました。
ウラクロシジミ(飛翔)
この蝶は暗くて遠い場所を早く飛ぶのが一般的で、広角飛翔には適しません。
明るく近くを飛ぶ場所で風が強かったので広角でも撮影できたと思います。
ウラクロシジミらしい真珠色は難しいですね。
活発に飛び始めると止まることはほとんどないのですが、風が強いからだと思いますが何度か止まりました。
ただ、暗い位置が多く、揺れるので撮影は難しかったです。
ウラクロシジミ(静止)
擦れているのも残念ですが、活動時間にこんな下草に止まるのは驚きました。
その前の時間はアワブキのポイントで産卵を狙ってみました。
夏型で何度か挑戦していますが、春型は初めてです。
アオバセセリはすでに幼虫の巣が多く、かなり大きいものもあります。
新芽を探しても卵が見つからないので時期が遅いようです。
スミナガシはその前に別の場所で樹液に来ている個体を撮影していました。
スミナガシ(吸汁)
色は褪せていますが、破損はほとんどありません。
スミナガシの方が期待できるかと待っていると2回産卵に来ました。
今回も証拠写真です。(^^;
スミナガシ(産卵)
残念だったのは近くのコクサギで産卵しそうなカラスアゲハが飛んでいたのに、そのまま飛び去ってしまったことです。
他には久しぶりに葉上に静止するゴマダラチョウを撮影できました。
ゴマダラチョウ(静止)
2カ所で20分ほど止まっていたので雄のテリトリー行動でしょうか。
最近はありがたみが薄れていますが、新鮮なヒオドシチョウはやはり綺麗です。
ヒオドシチョウ(静止)
他にもルリシジミ、コミスジ、イチモンジチョウ、テングチョウなどが待っている間に楽しませてくれました。
フジミドリシジミのときに撮影したアサギマダラの産卵も掲載しておきます。
アサギマダラ(産卵)
もう少し元気な葉だと腹端まで写ったかもしれませんが、以前に撮影したものに比べて産卵と分かる写真が写せました。