2005年8月上旬 長野県松本市 晴 長野遠征初日の蝶
「
鳥蝶ビデスコ」のMさん、「
あやはべる」のFさんと平日強運3人組(^^;で長野遠征。
今回の目的はムモンアカシジミと高山蝶2種類。初日の狙いのムモンアカシジミのポイントへ向かう。最初のポイントで1時間ほど探したが、全く姿も見れない。やはり、簡単に見れる蝶ではないようだ。
別のポイントへ行ってしばらく探すと、Fさんの声が聞こえる。急いで駆け付けると破損が激しいが、間違いなくムモンアカシジミだ。なかなか来ないMさんを大声で呼ぶと近くの家から「呼びました?」という声がする。同じ名字だったのだろうか?(^^;
上の方でもう1匹見るが、降りて来ないので、少し離れた場所を探してから戻ってきた。すると、今度は最初から低い位置に綺麗な個体が止まっている。少し遠いが使える程度に写すことができた。濃いオレンジの鮮やかな蝶だ。
ムモンアカシジミ(静止)
夕方にまた来ることにして山間部の林道へ向かう。オオゴマシジミを期待したが、時間の都合で中途半端な場所へ行ったために、良さそうなポイントはなかった。ここではキバネセセリ、ウラギンヒョウモンなどを撮影した。オオミスジも撮影したのだが、あまり良い写真が撮れずに残念。
ムモンアカシジミのポイントへ戻る。夕方に活発に活動するということだが、飛んでいる姿は見えない。低い位置にも止まっていない。Mさんの長竿を持っていたので、枝先を叩いてみる。諦めかけたところで、オレンジの蝶がフラフラ降りて来た。途中の枝に止まったので、再度突くと更に低い位置に降りてくる。途中で交尾しているのが分かって興奮する。最初は暗い場所だったが、移動して明るい良い位置に止まってくれたので、3人で何度も撮影を繰り返す。
ムモンアカシジミ(交尾)
6時頃でも明るいので、クロツバメシジミのポイントへ寄ってみる。吸蜜はしていないが、元気に飛んでいる。交尾しているペアもいたので広角で写した。少し蝶が暗いが、夕方の青空を背景に撮影できた。
少し移動するとミヤマシジミも飛んでいた。綺麗なブルーを見せてくれたのは1チャンスだけだった。
宿へ向かって缶ビールで乾杯し、翌日の高山蝶にも期待が膨らむ。
松本市の蝶の写真