2016年1月上旬
この冬は暖かいので成虫越冬しない蝶を1月に入っても見られるのではないかと観察を続けていました。
近くの入間川の陽だまりポイントは狭い範囲ですがクリスマスの頃まで2桁近いヤマトシジミが飛んでいました。
しかし、28日には1個体だけと一気に減ってしまいました。
逆にベニシジミが3匹で期待できそうな状況でした。
31日に寄ってみると、ヤマトシジミが1匹だけでした。
証拠写真ですが掲載します。
ヤマトシジミ(静止)
2日が暖かかったのですが、どちらも見れずでした。
この場所は難しそうなので小畦川の方へ行くことにしました。
3日は更に気温も上がってシャツ1枚で十分でした。
ポイントでは「
撮影日記」のダンダラさんと「
蝶の観察記録その2」の霧島緑さんが来ていました。
ダンダラさんが継続観察している場所では1日にベニシジミ、ヤマトシジミが観察できているので期待が持てます。
霧島緑さんが綺麗なベニシジミが居たというので、周囲を探すと見つかりました。
ベニシジミ(静止)
撮影しているときは当日の羽化かもと思いましたが、後翅の縁毛は少し擦れているでしょうか。
ベニシジミ(静止)
それでも新年の羽化の可能性もあるかと思える新鮮な個体でした。
広角でも撮影しました。
ベニシジミ(静止)
この写真は深度合成で撮影したのですが、途中で飛んでしまいました。
パスト連写の合成のような感じになったので掲載しておきます。
ベニシジミ(静止、飛翔)
近くではキチョウも飛び出しました。
キチョウ(静止)
戻る途中ではかなり痛んだヒメアカタテハが飛び出しました。
産卵行動が観察できましたが、潜り込んではっきり撮影はできませんでした。
ヒメアカタテハ(産卵行動)
潜り込んで出てきた後ですが、このときは産んでいないと思います。
正月から蝶と遊んで楽しい時間を過ごせましたが、平年と違いすぎると何かしら影響が出ないか心配でもあります。
ベニシジミは擦れた個体もいたそうですが、綺麗な個体を撮影できたので熱心に探しませんでした。
これが今年の羽化だとすると年越しの個体を撮影するという目的は達成できていないことになってしまいます。(笑)
数日は暖かいようなので、もう一度くらいは出かけてみたいと思います。