2016年3月上旬
20℃くらいまで気温が上がる予報なので、早いと思いましたがコツバメのポイントへ行きました。
アセビは咲き始めていますが、周囲で確認できる蝶はムラサキシジミ、テングチョウ、キタテハ、キチョウなどの成虫越冬の蝶ばかりです。
キタテハが絡んでいたので追いかけると、求愛のようです。
いつものように交尾拒否かと思いましたが、茂みの中で動かなくなって出てきません。
どうやら交尾が成立したようです。
これは位置的に求愛中かと思いますが、交尾しているのかもしれません。
分かりにくいですが、翅を開いている左下の方にもう1匹がいます。
キタテハ(求愛)
交尾が成立しているかも確認しにくい場所なのですが、直後は敏感なことが多いので5分くらい待ちました。
少しずつ邪魔な枯れ草などを整理して確認できました。
少し移動したところで広角で撮影です。
キタテハ(交尾)
何度か飛んだ後で良い位置に止まってくれました。
キタテハ(交尾)
翅を開いている方が雌だと思います。
少しすると曇ってきましたが、背景がかなり違う印象になります。
雄の方は向きを変えたようです。
キタテハ(交尾)
広角でも撮影しました。
キタテハ(交尾)
浅間の煙さんなど何人かの撮影者とお会いしましたが、コツバメはまだ未発生のようです。
1時頃に帰りましたので、その後で発生した可能性もありますが、次に暖かくなる頃でしょうか。
キタテハの交尾は気づかずに撮影した1度だけなので、初撮影に近い感覚です。
コツバメは残念でしたが、発生すれば撮影できる蝶よりもキタテハの交尾が嬉しい1日でした。