2016年7月中旬
1日曇りの予報です。
群馬の高原を再訪するか迷いましたが、近場の公園へ行きました。
春や秋には行くことが多い場所ですが、この時期は初めてです。
明るい曇りでしたが、全体的に蝶は少ない印象です。
一番の目的はリョウブの花でトラフシジミの幼虫を見つけることでした。
花の状態はまずまずでコチャバネセセリやヒメウラナミジャノメが吸蜜に来ていました。
ヒメウラナミジャノメ(吸蜜)
リョウブには小さいハナカミキリも来ていました。
ベニバハナカミキリのようです。
ベニバハナカミキリ
公園の中で一番虫が多い場所になっていました。
30分くらい探しましたが幼虫は見つかりません。
もう少し早い時期の方が良いのかもしれません。
リョウブの上を見ると3mくらいの高さのクズの葉裏にダイミョウセセリが交尾していました。
ダイミョウセセリ(交尾)
ストロボを使ったので葉の上に止まっている蝶も透けて見えています。
ダイミョウセセリかヒメウラナミジャノだと思いますが、このシルエットだと難しいでしょうか。
ダイミョウセセリは身近な蝶の1つですが、交尾は嬉しい初撮影です。幼虫探しをしていなければ見つけることはできなかったので幸運でした。
引き寄せて広角で撮影しようとしたら、飛んで良い位置に降りてくれました。
ダイミョウセセリ(交尾)
雌雄ともに綺麗な個体なのが嬉しいです。
α55での広角です。
ダイミョウセセリ(交尾)
こちらはTG3の顕微鏡モードです。
迫力はありますが、環境は上の方が分かりますね。
ダイミョウセセリ(交尾)
他の蝶ではヤブガラシに来ていたオオチャバネセセリを撮影しました。
オオチャバネセセリ(吸蜜)
多かったのはハグロトンボです。
各所で観察できました。
ハグロトンボ
交尾はここ数年は年に1、2種の新規撮影ですが、今年も何とか1種類は撮影できました。
やはりフィールドへ行くことが大事ですね。