2017年6月下旬
奥多摩や秩父にも行っていたのですが、天気が悪かったりで期待した蝶は成果なしでした。
この日は午後にmtanaさんがミズイロオナガシジミの産卵を撮影した場所へ行ってみました。
あまり大きくないコナラやクヌギがいくつかあり、産卵の観察には最適のポイントに思われます。
昼過ぎの到着で、少し待つとオオミドリシジミが現れました。
さっそく産卵場所を探すのが観察できました。
オオミドリシジミ(産卵行動)
一度、この枝から離れましたが、再び戻って産卵行動です。
↓は腹部と枝が似た色で分かりにくいので少し前の写真を追加します。
オオミドリシジミ(産卵行動)
オオミドリシジミ(産卵行動)
こういう場所でオオミドリシジミの卵もよく見つかるので期待しましたが、卵は確認できませんでした。
アカシジミの雌も降りてきましたが、葉に止まっているだけでした。
しばらくすると、飛ぶ姿が少なくなりました。晴れた日中はじっとしているのでしょうか。
ここではイチモンジチョウも飛んでいて、近くで吸水していました。
イチモンジチョウ(吸水)
カミキリミシも飛んできました。
以前にも一度撮影しているヒメヒゲナガカミキリのようです。
ヒメヒゲナガカミキリ
トンボが大きな蝶を捕らえたようです。
アカボシゴマダラかとも思いましたが、シロチョウか蛾かもしれません。
トンボはコオニヤンマに見えます。
コオニヤンマ
夕方になると、高い位置を飛ぶアカシジミかウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミも増えてきました。
ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミも撮影できましたが、さすがに新鮮な個体ではないです。
ミズイロオナガシジミは枝に止まったので産卵を期待しましたが、止まっただけのようです。
ミズイロオナガシジミ(静止)
mtanaの撮影時間はかなり早い時間帯なので、晴れていると昼過ぎくらいまでなのかもしれません。
残りの平地のゼフのミドリシジミ、ウラゴマダラシジミの産卵は撮影しているので、ここで期待できる4種の産卵を狙って再訪したいと思います。
mtanaさん、良い場所をありがとうございました。