2017年7月上旬
週末に群馬の高原へ行きました。
早朝にカシワ林を探しましたが、いつも飛び出すカシワからもゼフの姿は見られません。
今年の発生が遅いのは分かっていましたが、心配になってきました。
ジョウザンミドリシジミのテリトリー時間の前に草原へ行くとヒメシジミは多数が発生していました。
少し擦れている雄もいましたが、新鮮な雄を撮影しました。
ヒメシジミ(静止)
雌も複数が発生していましたが、良い写真は撮れませんでした。
少し時間が早かったせいか交尾も観察できません。
ヒョウモンチョウも撮影しましたが、設定ミスで残念でした。(^^;
ここではシモツケなどの開花も遅れているので、やはり季節の進みが遅いようです。
ジョウザンミドリシジミのポイントへ早めに行くと期待していたウラジャノメが飛び出しました。
かなりの数が飛んでいますが、気温が高いせいか良い位置に止まりません。
やっと撮影したのは逆光の開翅です。
できれば、しっとりした開翅を撮影したいところですが、面白い絵になりました。
ウラジャノメ(静止)
心配したジョウザンミドリシジミはそれなりの数が発生していました。
なかなか良い位置に止まらないので卍飛翔を撮影しました。
ピントも露出も今ひとつですが、両方の翅表が写っているので掲載します。
ジョウザンミドリシジミ(飛翔)
何とか下草に止まる個体を見つけましたが、気温が高いので少ししか開きません。
ジョウザンミドリシジミ(静止)
しばらく撮影していると、日が陰る時間がありました。
そのタイミングで開翅を撮影できましたが、陽射しは強そうに写っています。
ジョウザンミドリシジミ(静止)
テリ張り時間の後に毎年行く林道へ行きました。
期待したのはアイノミドリシジミの吸水ですが、気づく前に飛ばれてしまいました。(^^;
ここはアイノミドリシジミは高すぎてテリ張りの撮影は無理な場所です。
ジョウザンミドリシジミはまだ少し止まっていましたが、少し高めの位置でした。
何度か撮影しているウラキンシジミも見ることができませんでした。
少し待ちましたが、メスアカミドリシジミも飛びません。
個体数が多くないと撮影できる位置に止まらないので、ここでの撮影は諦めました。
草原に戻ると暑すぎです。(笑)
ヒョウモンチョウは全く止まらないので撮影できません。
エゾミドリシジミの活動時間に様子を見に行くと、こちらは発生初期のようで1個体だけ確認できました。
エゾミドリシジミ(静止)
数が少ないのと陽射しが強いので良い位置で開翅の撮影は無理だと判断して早めに帰路につきました。