2017年8月中旬
ベニヒカゲの吸蜜を撮影したマルバダケブキは他の蝶にも人気がある花です。
オオチャバネセセリ、ヒメキマダラヒカゲ、アサギマダラ、ヒョウモン類、クロヒカゲが吸蜜していました。
クロヒカゲ(吸蜜)
ベニヒカゲが多い場所にヒヨドリバナの群落があります。
例年だとクジャクチョウも来ているのですが、やはり発生が少ないようで姿がありません。
アサギマダラはいつも通りに集まっています。
アサギマダラ(吸蜜)
ヒメキマダラヒカゲも複数が来ていました。
ヒメキマダラヒカゲ(吸蜜)
移動中にマルバダケブキで吸蜜するアサギマダラを見つけたので広角で撮影しました。
ガスがかかって、すっきりしない天気なのが分かります。
アサギマダラ(吸蜜)
コヒョウモンモドキの産卵を撮影した場所へ寄ってみましたが、成虫は確認できませんでした。
クガイソウを4株ほどチェックしましたが卵はないので、産卵には少し早いかもしれません。
ここではオオチャバネセセリの求愛を観察しました。
オオチャバネセセリ(求愛)
雌は拒否する感じもなかったのですが、雄が頑張っても交尾は成立しませんでした。
タテハが集まる崖に行きましたが、移動中も含めて期待したキベリタテハは姿を見せません。
クジャクチョウは早い時間には観察できたようなので、少ないながらも発生しているようです。
崖の高い位置ではアサギマダラがミネラルの吸収に集まっています。
集まっていると言っても撮影するとこんな感じで各個体は小さくなってしまいます。
アサギマダラ(吸汁)
アサギマダラ5匹、エルタテハも混じっていますが角度が悪いのでこの画像では見分けるのは難しいです。
エルタテハは数が多く、各所で観察できます。
エルタテハ(静止)
キベリタテハが心配な状況なので、以前に複数が観察できた林道を歩いてみました。
やはり確認できずに、ここでもエルタテハが多かったです。
フタスジチョウも飛んでいましたが擦れた個体が多いです。
ヒメキマダラヒカゲと合わせて産卵を期待しますが、その気配はありません。
何度か観察していて撮影チャンスのなかったシータテハをやっと撮影できました。
シータテハ(静止)
ムモンアカシジミのポイントへ寄ろうかとも思いましたが、天気も微妙なので早めに帰ることにしました。