2018年4月下旬
発生から1週間以上経っているので、雌も出ているかと赤城のヒメギフチョウを見に行きました。
1番乗りで到着すると、気温が高いので9時前から飛び始めました。
何とか止まったところを撮影しますが、良い角度で撮れません。
ヒメギフチョウ(静止)
その後も数回止まりましたが、近づく前に飛ばれてしまいます。
何度か撮影しているヒゴスミレが咲いていません。
桜の花弁が降りて来たので、上を見上げると高い位置で咲いています。
そこへ飛んで行くヒメギフチョウも何度か観察できました。
高過ぎですが、吸蜜しているようです。中央やや下にいます。
ヒメギフチョウ(吸蜜)
山頂の桜はいつもは咲いていませんし、例年と花の時期が違うので難しいです。
この日は保護の会の始動式で「
蝶の玉手箱」のcactussさんも来ていました。
早い時間帯に飛ぶ斜面はスミレが咲いていないと思いましたが、止まったかと思った場所へ行くとタチツボスミレが咲いていました。
待っていると3回花に絡みましたが、止まりません。
時間が経つと飛んでこなくなったので場所を変えましたが、早く花を見つけていれば可能性が高かった気がします。
やっと飛び方が花に止まりそうな雰囲気になった頃にアカネスミレに近づいた個体が観察できたので、そこで待ちます。
吸蜜はワンチャンスでしたが撮影できました。
スミレの吸蜜は短いのですが、3回連写でシャッターを切りました。
1度目は少しピントが甘いです。
ヒメギフチョウ(吸蜜)
2度目は左の花へ移動して良い状態でしたが、全くピントがきていません。
3度目はピントは合っていますが半開翅でした。縦にトリミングしています。
ヒメギフチョウ(吸蜜)
ただ連写の中で飛び立つ瞬間も写っていました。
ヒメギフチョウ(飛翔)
もう少し上へ上がったところです。
ヒメギフチョウ(飛翔)
近くにサクラスミレが咲いていました。
色はアカネスミレに近いですが、日本のスミレで一番大きいので倍くらいの大きさです。
これも例年は林道で咲いていても山頂では見れない花です。
普段は撮れない組み合わせなので少し待ちましたが、諦めて下山しました。
スミナガシのポイントへ移動すると、テリトリーを張っていました。ここも日当りが例年と違うので撮影しやすい位置に止まりません。最後に日陰ですが良い感じで撮れました。
スミナガシ(静止)
黒系アゲハが良く来るヤマツツジにはミヤマカラスアゲハが来ていました。
ミヤマカラスアゲハ(吸蜜)
綺麗ですが左の尾状突起は欠けているようです。
ミヤマカラスアゲハ(吸蜜)
吸蜜する個体へ絡んでいるシーンも撮影しましたが、おそらく両方雄だと思います。
ミヤマカラスアゲハ(吸蜜、飛翔)
ここは時間をかけて撮影したいので、モンキアゲハなども増えそうな連休後半に再訪予定です。