2018年4月下旬
連休前半の最後は前日の疲れもあって近場での撮影です。
午後は曇りの予報なので、最初に秩父方面へ行ってみました。
標高の高い場所ではクモガタヒョウモンはまだ早いようです。
早い時間帯は予報よりも雲が多かったですが、良いロケーションの場所に数は多くないですがウスバシロチョウが飛んでいるので、久しぶりに広角飛翔で撮影しました。
数が少ないので良い位置に飛んでくるチャンスは少なかったですが、ほぼ狙った背景で撮影できました。
ツツジと山を背景に飛ぶウスバシロチョウです。
ウスバシロチョウ(飛翔)
雲が多いのが残念ですが、蝶の位置もベストです。
ここはちょっとした観光地なので、ツツジの花の左端の上に鯉のぼりが見えているのですが、小さ過ぎとボケているので分からないですね。(笑)
これも例年だと子供の日が終わってからツツジが満開になるので無理な組み合わせなのです(^^;。
もう一カ所、別の山のポイントを見ようかと思っていましたが、雲が多いこともあってアオバセセリのポイントに向かいました。
ミツバツツギでは高い位置にアオバセセリが来ていましたが、近くに来ませんでした。
ヤマツツジ場所へ移動すると少しピークを過ぎた印象なので、奥のポイントの様子を見てみます。
期待したサカハチチョウは見つからないので引き返すと「
蝶の観察記録その2」の霧島緑さんが来ていました。少しすると「
小畦川日記」のダンダラさん夫妻、Morrieさん、まあささんが来ました。
一緒に先ほどのポイントへ戻ると今年初見のサカハチチョウがミツバウツギに来ました。
サカハチチョウ(吸蜜)
林道などで探そうと思っていたので良かったですが、翅表は次回ですね。
少しするとアオバセセリも飛んで来ました。
撮影時は分かりませんでしたが、少し擦れています。
逆光での撮影はまずまず良い色でしょうか。
アオバセセリ(吸蜜)
その後も何度か飛んで来て、わりと低い位置で吸蜜します。
一人で撮影しているときは高い位置に止まることが多いのですが、皆さんの日頃の行いが良いのでしょう。(笑)
一番綺麗な個体は少し遠かったです。
アオバセセリ(吸蜜)
アオスジアゲハも複数が来ていて何度も求愛が観察されました。
アオスジアゲハ(求愛)
諦めて飛び立ったところです。
アオスジアゲハ(吸蜜、飛翔)
アカタテハは先週も吸蜜していましたが、今回の方が良い位置でした。
アカタテハ(吸蜜)
皆さんは引き上げましたが、昨年観察したミツバウツギの空間でのテリトリー行動を確認したかったので、その時間まで粘りました。
そちらへ移動するとテリトリー行動の30分くらい前から吸蜜に来る個体が増えました。
連写で翅表を何とか写しましたが、シャッター速度が遅かったです。
アオバセセリ(飛翔)
以前にも吸蜜の合間の飛翔は撮影していますが、やはり高速連写だと確率は高いです。
アオバセセリ(飛翔)
もう少し綺麗に翅表を表現したいですが、今年は難しいかもしれません。
テリ張りの時間には飛んで来なくなりました。
昨年の方が個体数が多かったので、吸蜜に来た雄が絡んで飛ぶうちに、そのままテリ張りになったのかもしれません。