2018年6月中旬
土曜は甲府だけ晴れマークでしたが、他は気温が低い曇りで休養日にしました。
以前だったら甲府方面か曇りでも大丈夫な蝶の撮影に行っていたと思います。
日曜も気温低めですが晴れ間も多そうで、奥多摩方面へ行きました。
最初の場所では期待した蝶は見れませんでしたが、数種類のタテハチョウを撮影しました。
最初はシータテハです。
シータテハ(吸水)
この場所では初撮影です。
次がヒオドシチョウでした。
毎年どこかで新鮮な個体に出会っていますが、やはりここでは初撮影です。
ヒオドシチョウ(静止)
奥多摩では各所で見られるのがミスジチョウです。
ミスジチョウ(吸水)
サカハチチョウも撮影しましたが、ピンボケばかりでした。(^^;
次の場所では遠くにフジミドリシジミが飛びますが、撮影できそうもありません。
手前にもブナは多いのですが、地形の関係なのでしょう。
昼過ぎにメスアカミドリシジミが飛び始めました。
メスアカミドリシジミ(静止)
午前中から活動する蝶ですが、やはり午後の方が観察しやすいようです。
先週よりは角度は良く、距離も少し近いですが、やはり遠いです。
一番近くへ止まったときでも7メートルくらいでしょうか。
メスアカミドリシジミ(静止)
最後にウラクロシジミのポイントへ行きましたが、平地でも最高気温が22度なので、山の夕方は気温が低すぎです。
本当は雌を期待したのですが、上着を着たいくらいの気温では雌は無理でしょう。
それでも雄はそこそこ観察できました。
先週に比べるとかなり少ないですが、何度か2〜3個体が同時に飛ぶこともありました。
距離は遠いですし、翅の開きも完全ではないですが、綺麗な開翅を撮影できました。
ウラクロシジミ(静止)
この蝶の観察としては一番気温が低かったと思います。
それでも活動するのが確認できたのが収穫でした。
雄は撮影できても擦れた個体と思いましたが、嬉しい誤算です。
遅く羽化して新鮮な個体だけが気温が低くても元気で少し飛んでいたのかもしれません。