2018年6月下旬
昨年「
鳥蝶ビデスコ」のmtanaさんに教えてもらった平地ゼフの産卵が狙えるポイントは3回ほど行っています。
mtanaさんは昨年はミズイロオナガシジミ、今年はウラナミアカシジミの産卵を撮影しています。
僕も昨年は卵を確認できなかったものの、オオミドリシジミの産卵行動を撮影できました。
今年の最初の2回は午後の訪問です。
最初は栗の花がぎりぎり残っていて、オオミドリシジミの雌とウラナミアカシジミが吸蜜していました。
オオミドリシジミ(吸蜜)
残念ながらずっと吸蜜で開翅は撮影できません。
午後はどちらも産卵行動は全く観察できません。
蝶は夕方に産卵する種が多いですが、ゼフの場合は午前中の方が良さそうです。
この日は10時過ぎに寄ってみました。
時期や条件も良かったのか、多くのウラナミアカシジミの産卵行動を観察できました。
これは腹部を曲げていますが、動きながら産卵に適した場所を探しているところです。
ウラナミアカシジミ(産卵行動)
このような光景を40分くらいの間に4〜5回は観察しています。
こちらは産卵していると思いますが、位置が悪く良い写真が撮れませんでした。
ウラナミアカシジミ(産卵)
最後に良い位置で撮影できました。
ウラナミアカシジミ(産卵)
この場所は幼木が多いので産卵の撮影には適していますが、数年後には成長してしまうでしょう。
それまでにアカシジミ、ミズイロオナガシジミも撮影したいところです。
ただ、今年はミズイロオナガシジミを全く見ていません。
多い蝶ではないですが、ここでは不作なのかもしれません。