2018年8月中旬
長野側は昼過ぎまで晴れ、群馬側は曇りと微妙な予報でしたが浅間山系の高原を再訪です。
天気は昼過ぎまで晴れたり曇ったりで、行って正解でした。
天気のこともあるので、少し遅めの到着です。
明るくなってきましたが、活動している個体が少なく、吸蜜の撮影チャンスが例年に比べて少ないです。
何とか撮影した雄は後翅の橙が少ない個体です。
ベニヒカゲ(吸蜜)
雌は飛び始めるのが遅いので、静止個体を撮影しました。
ベニヒカゲ(静止)
狙いの産卵は昼前くらいからのようなので、他の蝶を撮影に移動しました。
林道の途中でマツムシソウで吸蜜する雌を撮影できました。
ベニヒカゲ(吸蜜)
ベニヒカゲが多い場所へ戻ると活動する雌も増えていました。
雌を確認して追いかけますが、意外と飛翔が早くて苦戦します。
そんな中で交尾しているペアへの求愛を観察しました。
撮影は間に合いませんでしたが、交尾は2度目の観察です。
ベニヒカゲ(交尾)
もう少し良い位置で撮影したかったのですが、刺激すると下へ潜り込んでしまいました。
雌と確認する前に飛んできた個体が産卵している雰囲気でしたが準備していないので撮影は間に合いません。
そもそも今の機材はピント合わせが遅いので、こういう撮影には向いていません。(^^;
確認すると半分枯れた葉に卵がありました。
何人かの方が撮影していますが、食草以外に産卵するケースも多いようです。
ベニヒカゲ(卵)
その後も何度か産卵行動を観察しましたが、撮影できませんでした。
卵は撮影できたので実際に産んだかは確認せずに蝶を追いかけています。
最後に縁毛の綺麗な雌を撮影しました。
ベニヒカゲ(静止)
翅脈の部分が黒くなるのですね。
暗くなってきたので引き上げました。
産卵は撮影できませんでしたが、卵が初撮影なので良かったです。
来年は産卵も撮影できるような手応えがありましたが、機材を考えないといけません。
明日は富士山麓方面の晴れマークがなくなりました。
15日にした方が良さそうです。