2018年12月上旬
「
みき♂の虫撮り友人帖」のみき♂さんと房総のルーミスシジミを見に行きました。
今年は3種の混成集団と5個体の集団が形成されているということで、近年では最多の5個体の集団が主な目的です。
駐車場で準備をしていると「
naoggio写真日記」のnaoggioさん夫妻と「
Akakokkoのゆっくりのんびり2」のAkakokkoさんが来ました。
3種の集団はルーミスシジミが戻らないことも多いそうなので、最初に確認に向かいます。
驚いたことに前週までは各1個体だったのが大きく数を増やしていました。
ルーミスシジミなど(集団越冬)
望遠で撮影した画像ではルーミスシジミは2個体ですが、ムラサキシジミがはっきり分かりません。
一番多いムラサキツバメの数も分かりにくいです。
後から何とか近寄ってコンデジで撮影した画像ではルーミスシジミは2個体、ムラサキツバメ5個体、ムラサキシジミ1個体なのが分かります。ムラサキシジミはルーミスシジミの左側で少し分かりにくいです。
ルーミスシジミなど(集団越冬)
ルーミスだけの集団の方はかなり高い位置です。
ストロボを使っても僕の機材ではあまり綺麗に撮れません。
ただ、個体数はこちらも前週よりも増えて6個体になっていました。
後で陽が当たったときに自然光で撮影した方を掲載します。
ルーミスシジミ(集団越冬)
ルーミスシジミの集団は10年ほど前の7個体が最大です。
その年は僕は5個体と隣の葉に1個体を撮影しています。
なので、同じ葉での6個体は個人的には最多になります。
千葉在住で何度も観察に来ているNさんなども来て、集団の変化に驚いていました。
Nさんが同じ木の単独で止まっている2個体を発見すると、みき♂さんもすぐ近くに別個体を発見です。
翅裏を1個体だけ掲載しておきます。
ルーミスシジミ(静止)
この日は晴れたり曇ったりの安定しない天気です。
最高気温も14,5度と活動するには微妙です。
最初に陽が当たった6個体の集団はすぐに曇ってほとんど変化ありませんでした。
単独個体は一番上が開いてくれました。
綺麗に撮れていませんし、擦れた個体なので小さめにトリミングです。(^^;
ルーミスシジミ(静止)
一番下の撮影しやすい位置の個体も開きそうな気配でした。
混成集団にも陽が当たりはじめて、どちらへ行くか迷います。
翅を開いたのは一瞬で間に合いませんでした。
見事にワンチャンスを捉えたAkakokkoさんのブログを見てください。
こんなに後翅の斑紋が綺麗な個体は見たことがありません。
個人的には昨年撮影したのが少し出ているくらいです。
画像を検索してもこういう個体は出てこないので、個体差なのではと思われます。
隣でカメラを構えていただけに残念です。
混成集団は動く個体もありますが、陽が当たる時間が長く続かないので翅は開かないようです。
少しだけ青が見える写真がありました。
配置も少し変わっています。
ルーミスシジミなど(集団越冬)
綺麗な個体の開翅が残念でしたが、貴重な集団を撮影できて嬉しい成果でした。
直前の連絡で同行してくれたみき♂さん、案内していただいたnaoggioさん、Akakokkoさん、Nさん、現地でお会いした方々に感謝です。