2019年6月上旬
樹液ポイントを再訪しましたが、ゴマダラチョウの姿はありません。
代わりに新鮮なヒオドシチョウが来ていました。
ヒオドシチョウ(吸汁)
平地では発生が始まったようで、縁取りの青が目立つ個体です。
もう一箇所では目印の柱に止まっていました。
ヒオドシチョウ(静止)
ここではツバメシジミの交尾を撮影できました。
雌雄ともに結構綺麗です。
ツバメシジミ(交尾)
前回とは逆にウラギンヒョウモンのポイントへ移動です。
同じように雄が飛び回っていますが、雌らしい個体は確認できません。
もう発生していると思いますが、クモガタヒョウモン同様にこの時期の雌は観察が難しいのでしょうか。
前回は撮影できなかった翅表は性標2本が特徴です。
ウラギンヒョウモン(吸蜜)
発生の早いウラクロシジミの様子を見に行くと3時過ぎに飛び始めました。
最初は低い位置を飛んで一度止まったのですが、1秒程度で遠かったので撮影できません。
その後はなかなか低い位置を飛ばなくなりました。
気温が低くて晴れているか、個体数が多くないと難しいのかもしれません。
ここではイチモンジチョウを撮影しました。
何度も各所で観察していましたが、撮影チャンスがありませんでした。
イチモンジチョウ(吸蜜)
これから数も増えてくると思いますが、奥多摩の方が良さそうなので、再訪するかは条件次第です。
フジミドリシジミの有名ポイントは今年は厳しそうということですが、環境が変わったのを含めて確認に行きました。
かなりの規模で枝打ちがされて止まれば撮影しやすくはなっています。
条件の良い日だと思いますが、全く観察できなかったので活動場所が変わってしまったか、大不作なのだと思います。
今年は別の場所での撮影を期待していますが、樹冠での生態を観察できる貴重な場所なので復活して欲しいです。
*追記です。昨日新鮮な雄を撮影した人がいるので、大幅に発生が遅れた可能性もありそうです。