ホシチャバネセセリを撮影した草原では、8月上旬にヤマキチョウを撮影したことがありますが、今年はまだのようです。
もう1つ撮影したかったのがミヤマカラスシジミです。
やはり入り口周辺では姿が見れず、かなり奥の方でそれなりの数が観察できました。
前の記事に記載したようにチダケサシを好んで吸蜜していました。
ミヤマカラスシジミ(吸蜜)
性標の膨らみがあるので雄のようです。
5個体くらいの吸蜜を観察しましたが、雄ばかりだったようです。
ミヤマカラスシジミ(吸蜜)
飛び立ちを狙って少し移動させてみますが、別の花に止まったり見失ったりで諦めました。(^^;
最近使っていないパスト連写用のカメラを持ってくるべきでした。
ここでも稀にクロシジミが見れますが、少し離れた場所へ移動です。
採集禁止になってから入る人があまり入らなくなったようで、入り口も分からないくらいです。
奥は開けていましたが、入れる範囲が少なくなっています。
あまり飛ばないおとなしい個体が止まりました。
クロシジミ(静止)
撮影時は雄かと思っていたのですが、雌でしょうかね?
同じ個体だと思います。
クロシジミ(静止)
こちらは別個体で雌だと思って撮影しています。
クロシジミ(静止)
明らかに雄なのはこの個体だけ撮影できました。
クロシジミ(静止)
この日は雄の開翅が目的で、この場所に遅めに来たのですが、もっと遅い時間の方がいいのかもしれません。
雄のトリトリー行動と思われる飛翔は何度か観察できましたが、良い位置に止まらなかったので、開くかどうかも確認できなかったのが残念です。
探した範囲では卵や幼虫は確認できていないので、まだ発生初期なのではないかと思います。
15時半くらいに諦めて帰りました。