2002年6月下旬 長野県志賀高原
山の会で志賀高原へ1泊で出掛けた。メインは2日目の岩菅山だったのだが、残念ながら予報が悪かったので中止となった。結果的には見事に予報がはずれて朝から快晴だったが、宿に遅めの朝食に変更していたので、諦めたのであった。(^^;
初日は昼頃の到着なので、手軽なコースを歩いたのだが、湿原にはワタスゲ、コケモモ、ヒメシャクナゲ、イワカガミなどが多く咲いていた。天気は曇りで気温も低かったので、蝶はあまり見ることができなかった。
下山して宿へ向かう途中でニッコウキスゲが綺麗な場所があったので、少し寄って写真を撮ることにした。撮影している花を良く見ると、枯れた花にじっと止まっている蝶が見つかった。後で調べてコヒョウモンモドキだということが分かったのだが、初めて見る蝶はステンドグラスのようで非常に美しかったので興奮したのを覚えている。
コヒョウモンモドキ(静止)
このまま夜を過ごすようで、じっと止まったまま動く気配はなかった。今なら広角で背景に咲いているニッコウキスゲを入れて撮影したいところだが、まだ撮影を始めたばかりなので、まともに撮影できただけで嬉しかった1枚です。
「写真館」のコヒョウモンモドキ