2006年5月中旬 晴
3年ぶりの北海道遠征。
1番の目標はヒメチャマダラセセリ。アポイでは固有種の各種の花も楽しみだ。
他にジョウザンシジミ、アカマダラの春型などを撮影したいのだが、今年は季節の進みが遅く、発生が確認できているのはジョウザンシジミだけという心配な状況だ。
羽田の滑走路の渋滞で予定よりも30分遅れで帯広に到着。レンタカーを借りて最初の目的地、ジョウザンシジミのポイントへ向かう。道にも迷って考えていたよりも1時間ほど遅い撮影開始となった。
最初に飛んで来たのはエゾスジグロシロチョウ。崖に咲く花で吸蜜しているのを撮影した。右側に余計なものも写っているので、縦にトリミングして掲載。
エゾスジグロシロチョウ(吸蜜)
すぐにジョウザンシジミも見つかり撮影開始。しかし、気温が高いせいか、綺麗な青い表翅を全開してくれない。この日は今年初めての夏日ということで、天気が良すぎるという贅沢な状況だろうか。(^^;
ある程度翅を開いた状態を撮影できたので、とりあえず納得して広角と飛翔の撮影に切り替える。
広角では崖の環境の分かる写真が撮れたが、飛翔はぎりぎり掲載できるというレベルだろうか。
ジョウザンシジミ(静止)
多いのが越冬後のクジャクチョウで、崖の良い位置に止まったので撮影した。
他には越冬後のキベリタテハも撮影。越冬後は縁どりが白くなるのだが、まだ色が残っている。
物足りない部分もあるが、移動することにした。近くの土手ではエゾエンゴサクが群生していた。なかなか良い色を再現できていないが、このブルーは憧れの色だった。
北海道遠征【1】の写真
ということで、クイズの正解は(1)エゾスジグロシロチョウ、(2)ジョウザンシジミ、(3)クジャクチョウでした。
自分でもクジャクチョウを撮影するとは想定外でした(笑)越冬タテハに着目した愛野緑さんはするどかったですね。
最初のエゾスジグロシロチョウを当てたfuruさんにプレゼントさせていただきます。