2006年5月中旬 晴
アポイは週末に数名で登る予定だが、土曜は雨マークなので確実を期して天気の良いときに行くことにした。
途中の道でエゾシカが顔を出した。撮影したときは気づかなかったが、小さい角がある。子供の牡鹿のようだ。
花などを撮影しながらゆっくり登ると、1時間40分ほどでポイントに到着。9時前だが、すでにヒメチャマダラセセリは飛びはじめているようだ。
静止している個体を撮影した後、水の出ているところで吸水しているところを撮影した。
ヒメチャマダラセセリ(吸水)
花はサマニユキワリが多く咲いていて、吸蜜に来ているが、時間は短いのであまり良い写真は撮れていない。アポイアズマギクはまだほとんど咲いていない。
先に上の花を撮影するために山頂まで往復した。山頂ではヒオドシチョウとキアゲハがテリトリーを争っている。キアゲハの方だけ撮影することができた。
ポイントまで戻ると、吸蜜する時間も長くなって撮影しやすい状況になった。日高地方の山地の固有種のサマニユキワリで吸蜜するヒメチャマダラセセリという最高の組み合わせの写真が撮影できた。
ヒメチャマダラセセリ(吸蜜)
ハイマツの上で静止する個体も撮影でき、満足して下山する。
麓に降りると、今度は牝鹿数頭が迎えてくれた。
北海道遠征【3】の写真