2006年5月中旬 晴
「
四季彩散歩」のNさんが11時から時間を作って案内してくれるというので、ヒメギフチョウに会いに旭川へ向かった。
最初は教えてもらった公園へ行ってみる。カタクリはもう終わっているようだが、エゾリスや鳥なども見ることができる場所らしい。
多少は整備しているかもしれないが、見事なシラネアオイ、オオバナエンレイソウの群落が見れた。
少しだが、サンカヨウも見頃で綺麗に咲いている。
そして、エゾリスも歓迎してくれた。何度か北海道へ来ているが、初対面だ。
鳥はシジュウカラとキビタキを多く見ることができた。ブンブン羽音を立てているのを何度か聞いたが、後で調べるとキビタキの雄の縄張り争いらしい。
キビタキ
Nさんとの待ち合わせ場所周辺で少し時間があったのでうろつくと、オオモンシロチョウが飛んで来た。追い掛けるとタンポポで吸蜜したので撮影した。あまり近づけなかったが、やっと吸蜜シーンも撮影できた。
Nさんの職場近くのポイントへ案内していただく。カタクリはここ数日でピークを過ぎてしまったそうだが、数株綺麗なものも残っていた。運良く、そこで吸蜜するヒメギフチョウを撮影することができた。
ヒメギフチョウ(吸蜜)
その後は少し離れたエゾエンゴサクでの吸蜜を期待したが、やって来ることはなかった。
お昼に地元の名物というキノコの丼を食べてNさんとは別れた。
もう少し粘ってみると、産卵したそうな雌を見つけたので追い掛ける。しかし、1箇所で1つしか卵を産まないのか、短時間で飛び立ってしまうので、ゆっくり撮影できない。何とか産卵と分かるところを撮影したが、近くには卵塊もあったので、これくらい一ケ所で産卵して欲しかった。
北海道のヒメギフチョウは今回は難しいと思っていたが、Nさんのおかげで会うことができて感謝です。
この日は雲も多く、条件も良くなかったので早めに移動する。歓迎会をしてくれる帯広まで3時間程度かかる。途中では各所でミズバショウを見ることができた。良さそうなところで少し撮影。
3年前にも連れていってもらった寿司屋で、美味しい海の幸を堪能しながら蝶や花の話などで楽しい時間を過ごすことができた。
北海道遠征【5】の写真