2006年6月上旬 晴
東御市の天然記念物になったオオルリシジミの地元向けの親子観察会へ参加させてもらった。観察会の説明役も努めているSさんと連絡が取れたので、「
あやはべる」のFさんと2人で参加させてもらうことになった。「
フィールドノート」のTさん親子も参加されていた。
一時は絶滅したものを、環境を整備し、累代飼育していたオオルリシジミを放蝶して自然発生する蝶も増えているそうだ。
今年は放蝶も続けていて、自然発生した蝶だけではないが、自然環境の中で飛んでいる蝶を観察することに違いはなく、楽しむことができた。
工場の敷地内に食草のクララを増やし、生息地のとして整備している場所で観察会は行われ、すぐに雄、雌の綺麗な個体を観察することができた。斑紋のある雌の表翅が魅力的だ。
オオルリシジミ(雌・静止)
ツメクサで吸蜜する個体もよく見られた。Fさんが産卵を観察したという方を見ていると、クララの周囲をゆっくり飛んでいる雌がいる。飛翔を撮影しながら待つと、繰り返し産卵するのを観察できた。
オオルリシジミ(雌・産卵)
飛翔はこれが一番良く撮れた。少し下が切れている気もするが、ぎりぎりセーフにしておこう。(^^;
オオルリシジミ(雌・飛翔)
各所で交尾しているペアも見ることができた。観察者が多いので、人が集まっているところへ行けば交尾を撮影している可能性が高い。(笑)
オオルリシジミ(雌・交尾)
写真家の海野さんも姿を見せて、盛況の中で観察会は終了。保護活動をしている方だけでなく、多くの地元の方々の理解と協力で今後も数を増やして安定した発生を続けて欲しいものだ。関係者の方々に感謝したいと思います。
午後から以前にミヤマシジミを観察した場所へ行ってみたが、時期が悪いのか、ツバメシジミばかりのようだった。少し青い麟分ののっている雌を撮影した。別の雌が花の終わったツメクサに産卵していたのを撮影した。
ツバメシジミ(雌・産卵)
東御市の蝶の写真
大幅に容量が増えたので、どう使うか迷ったが、エキサイトに表示する画像の数を増やす程度で、大きく変えないでやってみます。