2006年8月中旬 晴
翌日の午前はゴマシジミを見に行く。
ゴマシジミを探していると、呼ぶ声がする。駆け付けると、オナガシジミがいるという。僕が撮影に苦労しているのを知って呼んでくれたようだ。ゴマシジミの撮影用に90mmを付けていたので、距離が遠いがそのまま撮影する。翅を全開しているところも撮影したが、画質が悪い。半開の画像が何とか使える程度だが、撮影機会が増えてきたようなので、そのうち良い写真が撮れるだろう。
オナガシジミは後で下へ降りて来たらしく、何人かがしっかり撮影している。また、キマダラモドキも数カ所で見られたようで、全開を撮影した人もいるようだ。どちらにも立ち会えなかったのは残念だった。
そんなことは知らずにゴマシジミを撮影。(^^; 昨年は半分くらいが青かったのだが、今回はほとんどが黒いようだ。個人的には黒い翅表を撮影していないので、狙いたいところだ。翅を閉じて動かないので、体の影に入れてみる。しばらく待つとしっかり開いてくれた。
ゴマシジミ(静止)
その後、ワレモコウで吸蜜、(疑似)産卵をする個体を撮影していると、吸蜜しながら翅を開いてくれた。こちらの方が少し明るいが、やはり黒っぽい。
ゴマシジミ(吸蜜)
そろそろ移動かという頃に、Kさんが交尾個体を見つけてくれた。皆で、交代しながら広角で撮影する。
ゴマシジミ(交尾)
Dさんが昨年オオゴマシジミを撮影した場所へ移動する。ここのオオゴマシジミは運が良くないと撮影は難しいようだが、山地のタテハチョウが期待できるようだ。
歩き出すと、すぐにコヒオドシが飛んで来た。本州では上高地でしか見たことがないが、ここでは何度も見ることができた。吸蜜シーンをマクロ、広角で撮影。
コヒオドシ(吸蜜)
エルタテハも数は少ないが見ることができた。吸水している個体を撮影した。
アサギマダラが数が多く、今年初めてまともに撮影することができた。
キベリタテハも1度だけ飛んで来たが、誰も撮影はできなかったようだ。
松本市の蝶の写真