2006年9月中旬 晴|曇
「
鳥蝶ビデスコ」のMさん、「
あやはべる」のFさんと房総半島のシルビアシジミの撮影に出かける。
行く途中に赤いカンナの花に複数の黒いアゲハ類が集まっているのが目に入る。車を止めて見に行くと、モンキアゲハ、ナガサキアゲハの雄が吸蜜に来ていた。ずいぶん撮影したつもりだったが、花弁で頭が隠れていたりで、使えるものは思ったより少なかった。
モンキアゲハ(吸蜜)
ナガサキアゲハ(雄・吸蜜)
クロアゲハも一度飛んで来たが、ずっと吸蜜を繰り返していたのは2匹のモンキアゲハで、ナガサキアゲハも途中から見えなくなった。
レンズを変えてモンキアゲハの飛翔に挑戦。ストロボを弱く発光させて撮影した。雲が多い時間帯だったので、背景がいまいち。
モンキアゲハ(飛翔)
ずっと撮影していても飽きないのだが、本命ではないので先へ移動。
しかし、最初に運を使い切ったのか、数カ所探したポイントではシルビアシジミを見つけることはできなかった。時期が早いのか、発生が少ないのかは不明だが、高い確率で見れると思っていたので残念だ。
ここでの撮影は、Fさんが見つけた翅表の黒い綺麗なヤマトシジミの雌と、ヨモギの葉に小さい巣を作っていたヒメアカタテハの幼虫。幼虫は2齢くらいのようだ。
せっかくなので、ルーミスシジミのポイントへも行ってみる。Mさんが竿で叩くと、複数のルーミスシジミが出てきた。距離が遠く暗い場所なので、300mmでストロボを使用して撮影。1匹だけ低い位置や地面に止まる個体がいたのだが、敏感で近づいて撮影することはできなかった。
南房総の蝶の写真