2005年1月初旬 晴
この日は秩父在住のIさんの卵調査に同行させてもらう。
場所はもう1人の同行者の「
蝶の写真館」のTさんが良さそうだと下調べをしている武蔵野の里山。
その前に前回のムラサキシジミの越冬場所へ寄ってみた。
数日前にTさんが撮影しているので、朝なら大丈夫だろうという狙いだ。
やはり枯葉の中に2匹が重なって越冬している。
しかし、同じ向きになっているので、奥の個体はほとんど隠れてしまっている。
それでも、これが今年の初見になります。
ムラサキシジミ
Iさんの目的はクロミドリシジミなのだが、棲息が確認されていない場所を探すので、見つけることはできなかった。それでも、環境としては十分に可能性があるようだ。
伐採されたクヌギを調べるとミズイロオナガシジミの卵が見つかった。
トゲトゲが特徴なので、すぐに分かるが、探すのはやはり簡単ではない。見つけたのはもちらんIさん。(^^;
ミズイロオナガシジミ(卵)
帰りにクロミドリシジミの卵をいただいた。
貴重な卵を飼育するにはあまりに経験不足だが、せっかくの機会なので挑戦してみようと思う。
ちなみに、飼育した母蝶の卵なので、自然のものに比べて綺麗な状態である。
クロミドリシジミ(卵)
今回も鮮明なクロミドリシジミの卵の方がコンパクトデジの撮影です。(^^;
春先までの保存も難しいようなのですが、何とか成虫を見てみたいところです。