2006年10月下旬 曇→晴
2年ぶり2回目の八重山。石垣直行便で10時には散策開始のはずが、5月の北海道に続いて羽田の滑走路が渋滞。30分遅れの上にレンタカーの手続きなどで最初のポイントへ着いたのは11時となっていた。
曇で風が強い予報だったが、明るい曇りで風もそれほど強くはない、まずまずの天気で期待が高まる。
ここは2年前に一番成果があった場所なので、最初に来てみた。その時にはほとんど見ることができなかったヒメウラナミシジミが多い。広角でも撮影することができた。
ヒメウラナミシジミ(静止)
八重山ではもっとも多く見ることができるスジグロカバマダラで、ゆっくり吸蜜しているので広角撮影は簡単と思っていた。ここでは逃げずに撮影できたのだが、曇っていたためのようで、他の機会ではカメラを近付けると50センチくらいで飛ばれてしまった。翅を広げた状態の広角も撮りたかったので、もっとここで撮影しておきたかった。それでも、うっそうとした熱帯の雰囲気が写せた1枚ではと思う。
スジグロカバマダラ(吸蜜)
タイワンクロボシシジミも多い。小さなシジミチョウは前回のレンズでは撮影が難しかったので、良い写真が撮れていない。多い場所で撮影しておこうと、多めにシャッターを切った。
タイワンクロボシシジミ(吸汁)
他には、ヤクシマルリシジミも多く、開翅を期待したが、あまり時間もかけられずに翅裏だけの撮影となった。
傷んだ個体だが、ネッタイアカセセリは今回の遠征で唯一の撮影機会だった。
八重山遠征1【石垣島】の写真