2007年3月下旬 曇
神奈川のギフチョウが飛び始めたようなので、天気の良い日に出かける。
歩き始めるとミヤマセセリが多い。他ではまだ見れていないので不思議だ。
戻る時だが、スミレでの吸蜜も撮影できた。
ミヤマセセリ(吸蜜)
ここでの楽しみの1つのシュンランはまだ綺麗に咲いている花を見つけられなかった。
昨年、産卵などを撮影したポイントはロープが張られて食草を保護するようになっていた。撮影は少し不自由になるが、仕方ないだろう。
まだ飛んでいないので山頂まで行ってみる。こちらから行くのは初めてだが、歩きにくい場所が多い。
山頂ではヒオドシチョウが迎えてくれた。広角で何枚か撮影。
ヒオドシチョウ(静止)
本体HPにも掲載しているので、よければ見て下さい。
実は中古のD50を入手したので、飛翔用にD70を使うようにしてみた。今までならギフを探しながら他の蝶の飛翔を撮影するのは無理だったが、2台あると便利だ。
できれば山と青空を背景に撮影したかったが、そううまくはいかず、ベンチが背景の飛翔が一番よく撮れていた。(笑)ヒオドシチョウ同士が絡んで飛ぶところも撮影。負けずに争うミヤマセセリも一緒に撮影したかったが難しい。
昼近くまで待ったが、肝心のギフチョウが現れない。風が強いが、スミレの多い方は穏やかなので、飛んでも良さそうに思えるのだが。
下のポイントへ戻ると数は多くないが複数のギフチョウが飛んでいた。近くでゆっくり止まってくれたのは一度だけだった。もっと早く戻れば良かったのだが、連日で本命が撮影できないピンチを免れて一安心。
ギフチョウ(静止)
山頂には登山の人が1人来ただけだったが、こちらは数人の撮影者が来ていた。知っている人はこちらへ来るようだ。
遅めの昼を食べながらスミレの吸蜜を狙っていたのだが、飲み物を探しているスキに吸蜜していた。(^^; カメラを構えたときには飛び立ってしまった。スミレの吸蜜も撮影はしたが、葉が邪魔だ。飛翔は背景も含めていまいち。また、雌が発生する頃に来てみたいと思う。
樹の窪みに1cmくらいの甲虫がいた。昨年撮影したウスチャジョウカイだと思うのだが、成虫で越冬すののだろうか。gyoromeで撮影。
藤野町の写真