2007年6月下旬 晴|曇
今年はゼフの発生が早そうなので、北杜市の林道へ向かう。
その前に少し標高の高いアサマシジミのポイントをチェックしてみる。少し早いかと思ったが、発生していた。前夜の雨で濡れているので、最初の個体を撮影して引き返す。(^^;
アサマシジミ(雄・静止)
途中の林道はまだ少し早い感じで、1週間後くらいが良さそうだ。
北杜市の林道へ入るとすぐにアイノミドリシジミが出迎えてくれた。昨年も見たが、高い位置で良い写真は撮れていない。ところが、環境が変って低い位置でテリトリーを張っている。この蝶の開翅は良い写真がないので、喜んで撮影。設定が悪くほとんどが露出オーバーだったのが残念だが、何とか許容範囲のものが数枚あった。広角で撮影する前に確認するべきでした。(^^;
アイノミドリシジミ(雄・静止)
次に高い位置にウラミスジシジミを発見。逆光で条件も悪い。
昨年は少し擦れた個体を撮影したので、新鮮な個体を近くで撮影したかったが、今年も見れたので嬉しい。
いつもここで初めて見るのがスジボソヤマキチョウ。今年も見ることができた。
メスグロヒョウモンの雄は吸水しているところを撮影。
光っていないゼフが飛んで来たので、クロミドリシジミを期待したが、メスアカミドリシジミの雌のようですね。まだ雌は発生していないと思っていたのですが。(笑)
雄は高い位置でテリトリーを張っていたが、撮影は難しい。
昨年と同じ場所でオオミスジを撮影できた。何度か目撃していたが、撮影できたのが全く同じ場所というのも不思議だ。1回だけ押した飛翔が奇跡的によく写っていた。こういうパターンは何度かある。
オオミスジ(静止)
ヘリグロチャバネセセリは未発生のようだが、多い場所で蛹を探してみた。1つ見つけた巣の中にはホソバセセリの幼虫がいた。昨年撮影した幼虫なので少し残念。(^^; すぐ隣に何かの卵塊が付いていた。ジャノメ蝶の仲間かと期待したが、蛾でしょうか?
帰りに神奈川のハヤシミドリシジミとウラクロシジミのポイントを転戦。どちらも成果なし。(笑)
ウラクロシジミは前週は結構飛んでいたそうなので、雄の乱舞が見れる期間は短いのかもしれない。
少し前に撮影して掲載しそこなった、さいたま市のギンイチモンジセセリの幼虫も掲載しておきます。開いた巣をすぐに修復しているところで、帰るときには修復が完了していた。他に3つ発見(1つは寄生されていた)して数日後に蛹を期待して見に行ったのだが、全て空になっていた。巣の中で蛹化すると思っていたのだが、移動して蛹化するケースもあるのでしょうか。
北杜市の写真