2007年7月中旬 曇
どこへ行くか迷った末に、晴れマークの多い東御市の山へ向かう。
ガスで曇る中、登る途中でフタスジチョウを撮影。ここでは何度か見ているのだが、いつもついでの撮影になってしまう。撮影機会の少ない蝶なので、もう少しじっくり撮りたいのだが、この個体もすぐに飛んでいってしまった。
山頂付近へ着くと少し明るくなってきた。
少しだが、ミヤマモンキチョウが飛び始め撮影することができた。
ミヤマモンキチョウ(吸蜜)
ミヤマモンキチョウ(静止)
gyoromeで撮影したものは、ちょうどクロマメノキの花の近くへ止まっている。
しばらく散策していると、突然激しく揺れた。東御市の震度は4だったが、位置的に5弱はあったのではと思われる。立っているのが難しいくらいだった。
その後、薄日が射す時間も多くなってきたのだが、蝶の姿は全く見れなくなってしまった。地震でビビってしまったのだろうか。(笑)
午後にミヤマシロチョウのポイントを見に行くが、ちょうど一番ガスがかかっている時間で発生は確認できなかった。
途中はグンナイフウロが多く咲いていて、花の状況もまだ早い感じだ。
グンナイフウロ、テガタチドリには唯一元気に飛んでいるコチャバネセセリが吸蜜に来ていた。
2年前に多かったコヒョウモンモドキも、それらしいのを一度見ただけだった。
一番の収穫は2種類のハナカミキリかもしれない。セスジヒメハナカミキリは合っていると思うが、ヘリモンヒメハナカミキリは自信ありません。
*ヘリモンヒメハナカミキリでなく、マツシタヒメハナカミキリとコメントいただきました。
セスジヒメハナカミキリ、マツシタヒメハナカミキリ
地震の被災者の方々にはお見舞い申し上げます。
成果はいまいちでしたが、蝶の撮影を楽しめるだけ幸せですね。(^^;
東御市の写真