2007年10月上旬 晴
遠征最終日の3日目。朝のうちは雲がかかって心配したが、ポイントへ到着した頃には青空が広がってくれた。この日は飛行機の時間の関係でタイムリミットが午後2時なので、前日のように2時間近く降られると厳しい。
狙いはやはりフタオチョウということで別のポイントへ連れて行ってもらった。
ここでもクロマダラソテツシジミが多く見ることができた。雄の開翅は露出設定が合わずに修正したので、少し不自然な色になっているが綺麗な個体だった。
大型のセセリの仲間には未撮影のものが多いが、オキナワビロウドセセリもその1つだった。
複数の個体がビュンビュン飛んでいる場所があった。なかなか止まらないが、必死に追いかける。
最初はどこに止まるのか見極められなかったが、どうやら葉の裏側に止まったようだ。
暗いのでストロボを使ったが、撮影成功。
オキナワビロウドセセリ(静止)
追いかけている途中に無理だと思いながら撮影した飛翔も奇跡的に写っていた。
この蝶は花に止まる写真を多く見ているので、想像とは全く違う生態だった。(笑)
ここでは鳥も撮影したのですが、変な格好なのもあって種類が分かりません。イソヒヨドリあたりが近いような気がするのですが、詳しい方教えていただけないでしょうか。大きさはヒヨドリくらいです。
テイキンサクラが咲いている場所があったので、シロオビアゲハの吸蜜を撮影。
シロオビアゲハは飛翔も撮影してみた。求愛ではなく、雄同士だと思います。
テイキンサクラにはナガサキアゲハの雄も来ていた。
ナガサキアゲハ(雄・吸蜜)
撮影時は気づかなかったが、翅裏に綺麗な青い斑紋が出ていた。
今までに撮影した写真なども調べると、薄く斑紋が確認できるものもあったが、しっかり色が出ているものは珍しいようだ。
湘琉球遠征(8)の写真
by banyan10
| 2007-10-16 16:19
| 蝶
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