2007年12月上旬 晴
12月と思えない気温になりそうなので、ムラサキツバメも活動するのではと千葉県北部の公園へもう一度行ってみる。
紅葉のピークは過ぎていて、トウカエデ、イチョウはほとんど葉を落としていた。奥の方のモミジは綺麗だが、蝶は少ない場所だ。
最初に目に入ったのはウラギンシジミの越冬個体。帰りに活動しているのを撮影したので、暖かくなって動き出したのだろう。
papilaboさんの写真を見ると思ったよりも小さい葉でムラサキツバメが集団越冬していたので、前回は見なかった木もチェックしてみた。すると、4匹くらいの小集団と、2つの葉にまたがる大集団を見つけることができた。
高い位置なので近くの枝から順番に引っ張って何とか引き寄せてコンデジで撮影したが、少し数が減ってしまったようだ。
ムラサキツバメ(集団越冬)
カクレミノの集団は少し数が減っていた。活動しているかと周囲を探すと、サザンカで吸蜜している雄を発見。今まで何度か花に来るところは観察しているが、吸蜜は確認できていない。繰り返し吸蜜をしていたので、綺麗な花に来たところを撮影できた。
ムラサキツバメ(雄・吸蜜)
ムラサキシジミの雄も吸蜜に来たが、こちらは肝心の部分が花弁の後ろになってしまった。ムラサキツバメももぐり込んで吸蜜するので花の状態が良くないと撮影は難しい。
越冬集団は飛び出しても戻ってくるというので、カクレミノの集団をばらけさせてみた。
しばらくすると、カクレミノの葉に止まる個体が見られ、少しづつ元の場所へ戻っていった。サザンカの方では雄ばかりが観察できた。
比較的綺麗な雌の開翅をマクロ、広角で撮影。
ムラサキツバメ(雌・静止)
雄の開翅も多くの撮影チャンスがあったが、陽射しに対して頭が上になるように翅を開くので、紫の輝きは見れなかった。逆向きに止まると綺麗ではないかと思うのだが。
帰る途中でモクレンだろうか枯れた葉に止まっていたので撮影。もう少し綺麗に色付いた葉で撮影したかった。
鳥ではハクセキレイがすぐ近くでじっとしていたので撮影した。
千葉県北部のムラサキツバメなどの写真
by banyan10
| 2007-12-08 12:19
| 蝶
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