2008年5月下旬 晴|曇
先日の雑木林を再度訪れました。
2種類の産卵を観察できたので、そちらを先に紹介します。
ただし、両方とも写真の方はがっかりです。(笑)
まずはゴマダラチョウです。高い位置で産卵している様子は少し前から見えていたのですが、何度か低い位置にも降りてきました。エノキの茂みの内側へ入ったので追い掛けると産卵しているようです。
しかし、この時は曇っていて暗い場所なので、手ぶれがひどかったです。ストロボを使おうとしているときに飛ばれてしまいました。
ゴマダラチョウ(産卵)
写真はかなりレタッチしています。卵も写っていて絶好のチャンスだったので余計に残念です。
産卵後は葉上で休憩です。
ゴマダラチョウ(静止)
卵はストロボ使用で慎重に撮影しました。
ゴマダラチョウ(卵)
次はダイミョウセセリです。雄のテリ張り中に比べると遅い飛翔ですが、他の産卵場所を探す雌に比べると早い飛び方なので、産卵するのか確信は持てませんでした。
それでも、同じヤマノイモの葉を5回くらいチェックしたので、間違いないようです。
ところが、チェックしたときとは逆向きに止まって産卵しました。なので、産卵と分かりずらい写真です。(^^;
ダイミョウセセリ(産卵)
3回シャッターを切ってから回り込もうと思ったときには飛び立ちました。動く前なので驚かせてはいないと思います。
追い掛けるか迷いましたが、ヤマノイモの場所を見失う可能性が高いので、卵の撮影を優先しました。
コンデジの方はあまりうまく撮れなかったので、こちらも90mmマクロでストロボ使用です。
ダイミョウセセリ(卵)
付着している毛が少ないように見えますが、実際はかなり多く付いていました。
この蝶の場合は産卵後に腹部の毛を擦り付けてカモフラージュすると言われていますが、それには短い時間の産卵でした。最初から毛が付いた卵ではと思ってしまう産卵でした。
by banyan10
| 2008-05-29 11:07
| 蝶
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